過去の走行距離の実績を元に決まる

自動車事故は自動車に乗れば誰でも起こる可能性は否定できません。では、どんな人が自動車事故に遭いやすくなるのでしょうか。実際には運転経験や走行する場所によって事故の遭いやすさは変わるのでしょうが、それを考慮せず自動車の走行距離が長ければそれだけリスクも高くなるとの考えがあります。自動車保険においてもこの考えで掛け金を算出するところがあり、ある保険会社では過去の走行距離から決まる仕組みを採用しています。毎日通勤で利用している人であれば走行距離も多くなるので掛け金も高くなるでしょう。一方近所の買い物や週末利用が主な人だと、それほど走行距離は長くならないので掛け金も少なくなります。過去の走行距離が長くないなら、このような保険会社での加入を検討すると良いでしょう。

事前に予定走行距離を申告して決まる

自動車保険の掛け金の決め方の要素に走行距離を加えるところがあります。同じ保険会社を利用していれば過去の走行距離が使えるのでしょうが、乗り換えなどで新たな保険会社を利用するときは走行距離の情報がありません。ある保険会社においては走行距離の情報は自己申告でよく、契約の時に伝えればそれを元に掛け金が計算されます。気になるのは申告した通りでなくなったときで、長くなる時もあれば短くなるときもあります。もし保険契約期間中に申告距離を超えたときは、それを申告して追加の掛け金を払わなければいけません。短くなった時は保険会社によって異なり、返金されないときもあれば返金してくれるときもあります。保険期間が終わって申告距離より短くなったと伝えれば差額を返金してもらえます。